電線の束を目で追うこの街の頸動脈の位置をさがして
ドナルドの視線を追えば斜交いにカーネルがいてただならぬ夜
どちらも昔つくったもの。
「電線の束」という言葉について、
あまり自分が使いそうにない表現なのに
この歌をつくるときにするりと出てきたことを不思議に思っていたけど、
最近この曲を久しぶりに聴いていて、同じ言葉が使われていたのを知って納得した。
中村一義/魂の本 歌詞
「電線の束、今日の赤、痛い状態は直感で。」
描写内容もちょっと似ているような。
もしレコードだったら擦り切れるほど聴いていたような音楽の言葉は、
きっと無意識のレベルに刷り込まれていて、
ことあるごとに御守りのように作用しているんだと思う。
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