ラベル 木下龍也自由律虚無俳句集 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 木下龍也自由律虚無俳句集 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年3月14日木曜日

木下龍也自由律虚無俳句集 Vol.5


先日作者本人がこんなツイートをしていた。







みなさん、彼のポッケがパンパンになる前に
買いに来てください。



   骨折自慢が始まった

   時刻表トリックは勘弁してくれ

   満月の路上にけんけんぱの形跡

   ねじ五本余って不安

   キス待ちの沈黙だったんじゃないか

   「パ」だけ消えている消しているのか

   駄菓子大人買いできてさみしい

   家でチンするとものすごく熱い

   「今日は」で二回「休みます」で一回咳をしよう

   こんなに御札貼る奴のほうが怖い

   三つ編みだが老婆だ

   泡立てた髪アトムにしてひとり

   連打してフットライトのボタンだとわかる

   海苔の大半をフィルムに持って行かれた

   願いなんて聞いてないぞ流れ星は

   行ける所まで行こうやはり帰ろう

   犬で言うと俺はまだ二歳

   このコップ祖母が入れ歯入れてなかったか

   五歳児の宝物大きなスーパーボールをできるだけ遠くに投げる

   スーパーボールの件で親が来た

   季節を無視した服装だ

   いい人だと思われたくて言う雨が好きだ

   お湯になるまで水を見送る

   ピスタチオの殻かと思ったら爪爪爪爪爪



2013年3月8日金曜日

木下龍也自由律虚無俳句集 Vol.4

加速する更新頻度。

『木下龍也自由律虚無俳句集』は
4月14日の文学フリマで販売する予定です。


   その恰好じゃピクニックには連れて行けない

   なんだこいつらサンバイザーに操られているのか

   テント忘れて野宿決定

   箸がないことに海岸で気付く

   湯船では出港できないんだよ

   おまえがいも飴ばっかり買ってくるからだろ

   路上ライブCD売り始めたから帰る

   はやく出て行ってくれ拍手で手が痛い