めぐる季節のごはんと言葉の朗読会_冬 「今宵に名前をつけるなら」春夏秋冬、ごはんのメニューと言葉の読み手が入れ替わってゆく朗読会で、その冬の番です。
詩と、短歌と、詩と踊り。
どんな名前の夜になるか、楽しみです。
ちょうど一年くらい前、京都の名物書店「ガケ書房」さんがもうじき閉店(移転)するという頃に、まだ訪れたことの無かった僕は、一度は見ておこうと思ってお店へ行きました。
欲しい本がありすぎて目移りしながらも、本棚にぽんと面置きされている真四角の淡いグレーの冊子に引力を感じて、手に取りました。それは薄い詩集で、『耳の人』という名前で、その日の夜、手のひらににじみ出す汗をタオルでぬぐいながら、耳の人の動向を楽しんだことを思いだします。あの夜に名前をつけるなら、「たぷたぷとの邂逅」です。
その作者の西尾勝彦さんとこのような美味しい朗読会でご一緒できること、とてもうれしく思います。
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