2013年6月16日日曜日
今日活字になった歌
線香を這う火のようにモノレールが終着駅へ向かうのを見る
日経歌壇(6月16日) 穂村 弘 選
(穂村さんの評)
ただ一度きりで燃え尽きる「線香」の「火」に見立てたことが、機械の「モノレール」に命の生々しさを与えた。
堀江敏幸さんの「いつか王子駅で」を読んでから、
堀江さんの言葉を借りて言うところの
「
モノレールの地に足のつかない孤絶ぶり」に
強く惹かれるようになった。
というわけで、
ようやくモノレールの歌を活字にすることできてよかった。
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