「生きなきゃ」が「起きなきゃ」に漕ぎつくまでの「う」と「え」における長い逡巡
お昼時すいません、って頼まれて後悔どうぞの画像を送る
曇天を支えるように咲いている桜の下でととのえる息
近づいて来ているように見えていた人が離れていく人だった
曇天の下で天丼食っている飯田和馬のとなりにすわる
ひとつだけロープに巻き付いてる旗が ギリシャかな ああ、アルゼンチンか
視聴機の前でリズムをとる人の背後でぼくもとるふりをする
ふとんからぼくのにおいが消えたときほんとの意味で訪れる死後
ラップの歌詞その1
返信削除「世界は言葉でできていてほしくない」
世界は言葉でできているってそんな番組がありましたけれど
世界は言葉をはみ出してほしいマイクロビキニの巨乳みたいに
言葉も世界をはみ出してほしいマイクロパンツの巨尻みたいに
とらえられないさわれないぼくは指をくわえて見ていたいんだ
世界は何でできてるんでしょう何とでも言えそうな世界ですけれど
例えば世界はうんこでできている うん、これでもいいかな
社会は我慢でできている うんこの中で我慢しているのが
うんと増えすぎてこびりついている そう、ぼくたちです
そんな世界ならそんな社会ならさっさとお釈迦にしませんか
ペンを握っていない左手にどなたか銃を握らせてください
そんな世界ならそんな社会ならさっさとお釈迦にしませんか
マイク握っていない左手にどなたか銃を握らせてください
殺人事件は娯楽です 我慢するぼくらの娯楽です
殺人事件は娯楽です 当事者以外のため娯楽です
殺人事件は娯楽です 人死んでるのに楽しんじゃってる
殺人事件は娯楽です 遠ければ遠いほど娯楽です
そんな世界ならそんな社会ならさっさとお釈迦にしませんか
ペンを握っていない左手にどなたか銃を握らせてください
そんな世界ならそんな社会ならさっさとお釈迦にしませんか
マイク握っていない左手にどなたか銃を握らせてください
ゆれている世界さくらがふり終えて神さまの手は蛇口をひねる
かれている社会ぼくらが死に終えて神さまの手は蛇口をひねる
海が生み出したぼくらはボンクラ海に帰るから波をよこしてよ
愛が編み出したぼくらはボンクラ会いに帰るから神を起こしてよ
そんな世界ならそんな社会ならさっさとお釈迦にしませんか
ペンを握っていない左手にどなたか銃を握らせてください
そんな世界ならそんな社会ならさっさとお釈迦にしませんか
マイク握っていない左手にどなたか銃を握らせてください
きらきらきれいな名前をもらったきらきらきれいな赤ちゃんたちが
きらきらキラーな若い両親にきらきら天に打ち上げられる夜
名前以外には何ももらえずきらきらきるきる殺されてゆく
子を殺すならお前らが死ねよ子を殺すならお前らが死ねよ
そんな世界ならそんな社会ならさっさとお釈迦にしませんか
ペンを握っていない左手にどなたか銃を握らせてください
そんな世界ならそんな社会ならさっさとお釈迦にしませんか
マイク握っていない左手にどなたか銃を握らせてください
そんな世界ならそんな社会ならさっさとお釈迦にしませんか
ペンを握っていない左手にどなたか銃を握らせてください
そんな世界ならそんな社会ならさっさとお釈迦にしませんか
マイク握っていない左手にどなたか銃を握らせてください
死ねを殺すに変える武器を僕に今すぐください
完