2013年7月24日水曜日

『第2ファスナー』一周年感謝キャンペーン

『第2ファスナー』を開いてから1年が経ちました。

見てくださっている方がいるから続けられているので、
感謝の気持ちを表してプレゼントキャンペーンを行います。

・『安福望さんポストカード4点セット』の当選者数を、3名から5名へ。
・『Short Song × Story ポストカード4点セット』の当選者数を、5名から8名へ。
・『バタフライみたいな溺れ方』の当選者数を、5名から10名へ。
それぞれ増やしました。
あと、応募期間を27日(土)の24時まで延長しました。

【プレゼントは30名様分用意しています】

安福望さんポストカード4点セット (5名様)
安福望さんのイラストと手書き文字が入ったポストカード。
紙の風合いも良いです。
僕の短歌が1首、木下龍也さんの短歌が3首あります。























安福望さんポストカード『短歌ください』2枚1組 (3名様)
木下龍也さんの短歌が入っています。
個展DMと同じ絵と短歌ですが、ポストカード仕様です。
表と裏を並べると1枚の絵になります。



















『Short Song×Story』ポストカード4点セット (8名様)
僕の短歌4首に写真を合わせています。
短歌から生まれた散文つき。書き手は、
今をときめく木下龍也さんです。
4枚でひとつのストーリーになっています。

























『短歌の夜明けらしきものをもういちど』 (4名様)
木下龍也さん、飯田和馬さん、飯田彩乃さん、
岡野大嗣の短歌を10首ずつ、計40首掲載。
全てに写真を添えています。























木下龍也自由律虚無俳句集『バタフライみたいな溺れ方』 (10名様)
木下龍也さんが『第2ファスナー』のコメント欄に
執拗に書き込んだ自由律虚無俳句をまとめた1冊。
ショートショートも載っています。手乗りサイズのかわいい冊子で、
贈り物にもぴったりです。(色は選べません)




















【応募するには】

このブログ記事のコメント欄にお名前(筆名でも可)を書いていただいた上で、
僕の短歌のうちで何か1首、お気に入りを挙げてもらえると嬉しいです。
お気に入りが無いなら、知っている歌を挙げてもらうだけでもOKです。
「あの~~の歌」みたいなぼんやりした書き方でも構いません。
褒めてもらいたがりですみません。
それをもってエントリーとさせていただきます。

応募は7月27日(土)の24時までにお願いします。


【後日、抽選します】

どのプレゼントが当たるかは分かりません。
でも、希望があれば一応おっしゃってください。
何らかの力が働くかもしれません。
応募者多数の場合はハズレの方も出てしまいますが、ご了承ください。
応募者が一人の場合は、その一人の方に全部プレゼントします。

54 件のコメント:

  1. 1周年、おめでとうございます。
    とっても中身の濃い一年だったのでは?
    初めてお目にかかったのもほぼ一年前でした。
    その時はまだどんな活動をなさっているのか全然知らずに
    朗読をされたのに聞き逃してしまって残念でした。

    お気に入りの短歌は……

    二回目の死を待つ肉のために鳴るタイムセールの鐘朗らかに   

    他にも好きな歌、たくさんあるのですが今日はこれ。

    これからもドキドキ・キュンとする『第2ファスナー』、楽しみにしています。

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    1. ありがとうございます。
      キュン要素はあまり提供できていないと思うのですが、
      そう言っていただけると嬉しいです。

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  2. いつも構っていただいてありがとうございます。
    まだ1周年ということに勝手にびっくりしてました。

    せっかく「カルチョ好き」と紹介されたこともありますし、
    好きな一首は
    "終電を前にぎくしゃく急造のセンターバックみたいなふたり"
    を挙げさせていただきます。

    またこちらのブログにも遊びに来てください~

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    1. ああ、カルチョ好きにしか伝わらない比喩の歌ですね。
      ブログはいつものぞいてますよ。関係のないコメントを残しにいきますね。

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  3. ブログ1周年おめでとうございます。

    もしよかったらですが、キャンペーンに応募させてほしいです。
    今の気分に合う好きな歌をあげるなら、
    洗面器からお水ざばーんの歌です。

    今後も、ことばが紡がれていきますように。。

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    1. ありがとうございます。
      銭湯の洗面器がすきです。

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  4. 一周年おめでとうございます。
    これからも楽しみにしてます!
    ぜひ応募させてください。
    当たったらいいなとと願いをこめて、
    選ばせていただきます。

    君という葡萄畑の夕暮れにたった一人の農夫でありたいです。

    よろしくお願いします。

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    1. 葡萄と夕暮れがすきです。
      秋になったらピオーネ狩りに行きたいです。

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  5. 岡野さん、こんにちは。
    ブログを開いて一周年とのことで、おめでとうございます。木下龍也さんの俳句集がすごくほしい立体です。

    さて、岡野さんの短歌についてです。

     おちゃわんはひだりおはしはみぎ ぼくとやくそくだよと言うしまじろう

    私が初めて読んだ、岡野さんの短歌です。左利きの歌かなと思いました。私自身が左利きで、この「やくそく」に子供のころ何度かぶつかった覚えがあるからです。左利きの人間が世界でいちばん最初に出会う違和感と言ってもいいのかもしれません。
    生きていくうちに、ここはもっとたくさんの違和感があり約束がある世界であって、左利きなんてどうってことないと知っていくわけですが、ときどきふとこのような短歌に出会っては、子供の頃に味わった「どうしようもなさ」を今の自分の感覚で味わい直したりするのです。
    そういう瞬間が私にはすごく詩です。そんなわけで、この短歌がすきであります。
    あとね他にもすきな歌あるんですが、それは別の人がきっとあげてくださるでしょう。ふふふ…

    今日はA級順位戦で、あきら竜王と郷田九段が対局しているようです。
    A級順位戦と聞くたびに脳内で「永久……」と変換してしまいます。

    立体より

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    1. 丁寧に評まで書いてくださり、ありがとうございます。うれしいです。

      でも、郷田さんを応援します。

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  6. 一周年…。充実したブログですね。おめでとうございます。
    ブログをほとんど作品庫程度にしかしていない自分を、いま、戒めています。

    「象印マホービンから美しい世界の果ての波のさざめき」の
    笹井宏之さんに敗けず、滑らかに拡散していく感じが好きです。

    出来れば「短歌の夜明けらしきものをもういちど」が希望ですけど、
    運を天に任せます。

    僕ももっと短歌への愛情度を増さないといけないな。
    自分では足りているつもりでしたが。

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    1. 笹井さんと並べられるのは恐れ多いですが、ありがとうございます。
      これからもファスナーを全開にしてがんばります。

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  7. 岡野さん、こんにちは。
    一周年、おめでとうございます!

    わたしも、おいおい、好きな歌ばかりで困っちまうゼ、という状態ですが、敢えて一首あげるならば、

    宵闇にブルーハワイのベロというベロが浮かんでいる夏祭り

    でしょうか。初めて出会った岡野さんの短歌がこれだと記憶しています。ぞっとするような色彩の配合にぞっとしたのを覚えています。

    これまでもこれからも一貫してファンです。
    岡野大嗣と第2ファスナーに栄光あれ。

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    1. おいおい、コートニー、「困っちまうゼ」なんて久々に聞いちまったゼ。
      色ではオレンジとブルーグレーがすきです。
      ありがとうございます。

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  8. 1周年おめでとうございます。
    4月文フリで手にした「短歌の夜明けらしきものをもういちど」が出逢いでした。

    そうだとは知らずに載った地下鉄が外へ出てゆく瞬間がすき

    あああわたしもそれ好き…!と思わずうなずいてしまった一首でした。

    そんなわけで「短歌の夜明けらしき〜」は持っておりますので
    それ以外が当たるとうれしいな…と控えめに希望いたします。

    日々のツイートも楽しませていただいてます。
    今後ますますのご活躍をお祈りしております!

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  9. ×載った ×乗った

    誤字…すみません><

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    1. 文フリに来ていただいていたんですね。
      僕はきちんと挨拶できていたでしょうか。

      控えめな希望、りょうかいしました。
      ありがとうございます。

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  10. ブログ1周年おめでとうございます。
    いつも楽しく拝見しています。

    1番好きな短歌なんて選べるはずもないので、最近のものから好きな短歌を選びました。

    ゆっくりと指を這わせてまだ誰も気づいていない誤植をさがす

    とてもエロティックで好みです。
    かおりの次に抱いてください。

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    1. 校正作業に過ぎませんよ。
      何人かが見た原稿が回ってきて、自分が初めて見つけたときすごく興奮します。
      最後の1行はちょっと何を言っているかよく分かりません。

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  11. 奈良絵里子2013年7月26日 19:22

    岡野さん、奈良です。
    パソコンから書き込めました。
    ブログ一周年、おめでとうございます。
    わたしもプレゼントに応募します。よろしくお願いします。

    岡野さんの短歌で、極めて好きなものは、
    ともだちはみんな雑巾 ぼくだけが父の肌着で窓を拭いてる
    です。

    最初、「ともだちはみんな雑巾ぼくだけが」という部分が頭に入ってきて、
    「なんだこいつは!」 と思ったら、後半が入ってくる。
    ああ、ごめんなさい勘違いでした、と慌てながら、妙に気まずい、情けない気分になります。
    その気分が、父の肌着で窓を拭く「ぼく」の情けなさと相まって、なんともいえない気持ちに。

    確か檀可南子さんが、岡野さんの短歌は「悲しい」と表現されていたと思うのですが、
    わたしは、それに加えて「こわい」と思います。
    人間の本質を見てしまったときの恐ろしさ、美しい世界を前にしたときの畏怖、
    こわくて、ちょっとおそろしくて、センチメンタル。

    紅白短歌合戦や天下一などのイベントも、盛り上がる工夫があって大好きです。
    これからもご活躍をたのしみにしております。
    センチメン、タル、ジャーーアーーーニーーーー!

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    1. 切なくて押しつけがましくなくて奈良さんっぽい文章だな、と
      じーんと来ていたところをなんですか最後。伊代ですか。

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  12. 砂山ふらり2013年7月26日 19:36

    《二回目の死を待つ肉のために鳴るタイムセールの鐘朗らかに》

    SSSポストカード4点セットが欲しいです。
    ツイッターで紹介される写真がとてもいいと思います。
    牛乳パックの口の撮り方に岡野センスを感じました。
    岡野さんのユーモアーはかなりコアだと思います。
    そしてそれがすごく短歌を魅力的にしていると思います。
    短歌のうまい人は笑いのつぼを持っている。
    と思うのは私だけでしょうか?
    笑いがあるのだけど
    どこか死とかかなしさとかやさしさとかあって
    それが逆だったら全然面白くないわけで
    ああ、それが短歌かって
    岡野大嗣に教えてもらいました。



    プレゼント当たればいいなあ。









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    1. 蓮奈さんに続いて、ふらりさんまでコメントしに来てくれるなんて光栄です。
      あとオリオンみゆき氏、ひこにゃんなつめ氏が来てくれたら四天王コンプリートです。
      プレゼントはたぶん当たりますよ。
      なぜなら抽選をするのは僕だからです。

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  13. 高松紗都子2013年7月26日 20:00

    岡野さん、こんにちは。
    ブログ1周年おめでとうございます。
    私の好きな歌は…

    ぎりぎりの夕陽がとどく二段階右折待ちする僕の胸まで

    以前にもお話しましたが寂しさとあたたかさが感じられて好きな歌です。

    これからの作品も楽しみにしています。

    プレゼントはどれも魅力的なのですが、安福さんのは所有済みなので、
    それ以外で当たれば嬉しいな~と思っております。


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    1. 二段階右折とサニーの歌を紗都子さんに気に入ってもらえたのは、励みになってます。
      安福さん以外ので当たるように、僕から僕によく言っておきます。

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  14.  なんだかずいぶん前からあるようなこのブログもまだ1周年なんですね。
     岡野さん自身の歌歴もあまり長くないですし、どこかでサバを読んでいるのでは? と疑ってしまいます。そんな僕が選ぶのは

    『研修生(いつも笑顔で接客を心がけます)矢野』の舌打ち

     という1首です。
     いつも笑顔で接客を心がけます、とは言ったけど、心がけますという努力目標だから達成できなくても責められないし、笑顔で接客していれば舌打ちするなど接客態度が悪くても書いていることに嘘はない。
     色々と書きましたが、僕は社会にある風景の間隙を見せてくれるこの歌に思わず唸ってしまった記憶があります。
     岡野さんは当たり前にある風景を短歌として切り取るのが巧くて、僕もそういう世相を切った感を出していきたいのですが、そのへんは岡野さんだけでなく山本まともさんなどにも勝てそうにないので、自分の作風にするのは諦めてしまいました。
     以前、木下さんと同じようにお笑いのオチのように上げて落とすみたいなのが多いですよね、と言われたことと合わせて僕の作風は岡野さんの影響でずいぶんと息苦しくなってきたような気がするので、これは何か貰わないと窒息してしまうかもしれません。
     特に(短歌の)希望はありませんが(夜明けらしきもの)何かしら(をもう一度)くれると嬉しいです。

     追伸、短歌研究新人賞は取り損ねてしまいました。
     受賞後第一作まで作っていたのに残念です。
     またどこかでお会いしたときにでもお見せしますね。

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    1. 致死量のねむみの中で長文のコメント、ありがとうございます。
      くるるさんの新人賞落選は、タイトルのせいだと思います。
      僕が「それで行け」ってごり押ししたばっかりに、すみません。

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  15. 褒めてもらいたがりの岡野さん、1周年おめでとうございます。
    ハムレタスサンドの歌が初岡野大嗣だったので、もちろん好きなのですが

    投函にさみしさはある薄闇に自分の影を認めるような

    も好きです。
    なんか出会って間もないのに、いろいろお世話になりっぱなしですみません。
    いつか恩返ししますので、末永くお待ちください。


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    1. おや、こんなところで弟子に会うなんて。
      いつも「巨匠、巨匠」と、巨匠感に欠ける気安い呼び方で呼んでくださり、ありがとうございます。
      そうですね、プレゼントが足りなくなったら助けてください。

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  16. こんばんは♪
    ブログ1周年おめでとうございます。
    運試しに参加させてください。
    1首選ぶのは難しかったですが、最初に頭に浮かんだこの歌にします。

      そうだとはすらずに乗った地下鉄が外へ出てゆく瞬間がすき

    地下鉄って外に出るんだと知った歌です。(地下鉄のないまちにすんでるもんで)
    外に出た瞬間、夕焼けだったりしたら最高です。
    どれでもあたったらうれしいです。

    螢子

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  17. 入力間違い

    ×すらず→ ○知らず

    すみません。訂正します。

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    1. ありがとうございます。
      今度空き家に行く機会があれば、
      新大阪から一度JRで梅田に出て、梅田から地下鉄御堂筋線に乗って空き家に向かってみてください。
      外へでていきますよ。

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  18. 岡野さんブログ開設一周年おめでとうございます!

    お忙しそうなのに、多彩なご活躍で眩しいです。
    そしてさらにいつもわたしの突如としたお願いにもお応えくださり本当にありがとうございます...(陳謝
    じつはちょっと遠慮していたのですが、せっかくなので応募させてください。


    【岡野さんの短歌で今いちばん好きな短歌】

    投函にさみしさはある暗やみに小鳥を放つ痛みのような (岡野大嗣)


    届いてほしくて書いた手紙なのに、ポストの口へ入れる瞬間の、後悔にも似たちいさな痛み。
    まるで、あたたかで小さな生き物を手放すときのようにさみしい。
    ポストの中は暗く深い異世界。
    小鳥は無事に大切な人の手元へ飛んで行ってくれるだろうか。



    もし抽選に当たり、なんらかの力が働くという幸運に恵まれましたら、

    ・『安福望さんポストカード4点セット』があたりますように!(祈

    もちろん当たればどのプレゼントもとびきりうれしいです。



    これからもご活躍をお祈りしつつ、また何かわたしでお手伝いできることがありましたら、遠慮なくおっしゃってください。


    嶋田さくらこ

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    1. さくらこさん、こちらこそいつもありがとうございます。

      お気に入りにあげてくださった歌、実は
      三句目以降が「暗やみに小鳥を放つバージョン」と「薄闇に自分の影を認めるバージョン」があるんですよ。
      小鳥を放つやつは、つくったあとに、

      闇に鳥を放つ痛みや投函す /佐藤清美

      という俳句を見つけてしまって。
      同じ着想を持つひとがいたことを嬉しく思う一方で悔しさもあって、少しつくりかえたという次第です。

      というわけで『新鋭短歌シリーズ』、楽しみにしていますね。

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  19. たえなかすず2013年7月26日 20:52

    こんにちは。岡野さん。
    一周年記念号おめでとうございます。

    私は木下氏の冊子を希望します。

    私が選んだのは
    「一人でも生きていけるという旨のツイートをしてレスを待つきみ」
    です。

    だって私もこういう人間だから。

    それと
    「 #あと二時間後には世界消えるし走馬灯晒そうぜ」も好きです。

    二時間後に迫った世界の終わり。ドキドキしますね。そんなハッシュタグができる
    のが楽しみでなりません。私はきっともったいぶって最後の最後に晒すでしょう。

    だって私はそういう人間だから。

    ではではよろしくお願い致します。





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    1. さりげなく2首も挙げてくださってありがとうございます。
      嬉しいです。
      木下氏の冊子が当たるよう、何らかの配慮をさせていただきます。

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  20. 岡野さん、こんばんは。
    たきおとです。
    ブログ1周年おめでとうございます!

    もじもじしてましたが、思いきって応募してみますね。すみません。

    好きな1首はいろいろ迷いましたが、まだ挙げられてないようなのでこの歌。

      生年と没年結ぶハイフンは短い誰のものも等しく

    誰もが気にも留めず見ている、生没年を結ぶハイフンが歌になるという驚き。
    どこかおだやかでなく、でもやさしげな眼差しが好きです。

    『短歌の夜明けらしきもの』は持っているんで、それ以外が当たればいいなあとか、
    ぼんやり思ってますが、どれが当たってもうれしいです。

    いつもいつも岡野さんの企画力や実行力に、なんて出来る奴!と思いながら楽しませてもらっています。
    これからもどうかよろしくお願いします。


    瀧音幸司




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    1. 瀧音さんをもじもじさせることができて嬉しいです。
      これからもおだやかでなく、でもやさしげな眼差しを大切にしながら、
      第2ファスナーと短歌を継続していきます。

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  21. 岡野さん、ブログ一周年おめでとうございます。

    すきな歌一首を選ぶのはむずかしいですが、以下の歌を挙げます。
     河川敷が朝にまみれてその朝が電車の中の僕にまで来る
     そうだとは知らずに乗った地下鉄が外へ出てゆく瞬間がすき

    電車の歌がすきみたいです。電車に乗ると思い出して、ふふふ、と思っています。
    関東には東西線という地下鉄があって、地上も走るのですが、ふつうの電車よりも窓が広い(気がする)んです。
    その電車で大きな川を渡る瞬間が、わたしはとてもすきです。
    上の二首を思い出すのは、だいたい東西線に乗っているときだなあ、と思い返しました。


    お忙しいとは思いますが、これからのさらなるご活躍を楽しみにしています。
    (別企画でもプレゼントをいただいていて図々しいのですが、木下さんの『バタフライみたいな溺れ方』をいただけたらうれしいです)

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    1. 自動車の運転免許を持たない両親の子として育ったからか、
      電車は好きな交通手段です。
      いつか東西線に乗ってみたいし、そのときに新しい電車短歌ができたら最高です。

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  22. 一周年おめでとうございます。
    木下龍也さん以外のコメントがずらりと並んでいてなんかうれしいです。
    これからもたのしみにしています。
    また大阪行ったときは飲みましょう。

    それまでに泉の広場の赤い女について現地調査しておいてください。

    死ぬなよ。チャオ。

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    1. それまでに泉の広場の赤い女について現地調査しておいてください。

      を、わざわざ上下1行空けて、お気に入りの短歌みたいに書かないでください。

      生きるぜ。アディオス。

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  23. ブログ開設一周年おめでとうございます。

    一番好きな歌は
      河川敷が朝にまみれてその朝が電車の中の僕にまで来る  です。
    次には、他人の顔シリーズ(?)が気に入っています。
    身近に“お野菜を摂る”人がいますので、可笑しくつい笑ってしまいました。
    新たな歌も期待しています。

    プレゼントは「短歌の夜明け~」か「バタフライみたいな溺れ方」を希望します。

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    1. 他人の顔シリーズは僕の素直な悪意が出ているシリーズなのに、
      気に入っていただけて光栄です。
      これからもよろしくお願いします。

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  24. 岡野大嗣さま
    こんばんは。鈴木晴香です。一周年おめでとうございます!
    これからも素敵な記事を楽しみにしています。

    岡野さんの歌、好きなものがいっぱいですが、強く印象に残っているのが次の一首です。

    道ばたで死を待ちながら本物の風に初めて会う扇風機

    扇風機のリアリティがこれほどまでに切なさを呼ぶなんて!
    「命」を捉える岡野さんの視点に心が震えます。


    何らかの力に向かってお願いをすれば、short song×storyは今、「鍵を探す手」の一枚を持っているので、
    4枚揃ったストーリーを読みたいです。


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    1. 晴香さんとは夕暮れ同盟を僕が勝手に結んでいますので、
      今後ともよろしくお願いします。
      こないだ日経に載っていた欄干の歌も、つい夕暮れ読みしてしまいました。

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  25. 一周年おめでとうございます。
    「第2ファスナー」私も何年も前からあったものと思っていました(^^;
    ちょこちょこ楽しく読ませてもらってます。
    私の好きな岡野さんの歌、たくさんありますが、この一首。

    ロッチだよ 君がビックリマンシールだって思っていたものぜんぶ

    4月の大阪文学フリマで、初めて岡野さんと会った時にもお話ししましたが、
    ビックリマンの歌だけど、ただビックリマンのこと言ってるんじゃない、
    われわれ世代に一番グッとくる比喩としての、ビックリマン。
    その題材の選択眼がすごいと思いました。
    あの時お話できたこと、とても楽しかったです。

    サイトにも、この歌の紹介記事を書かせて頂きました。
    読んでもらえるとうれしいです。

    何らかの力にお願いとしては、「もういちど」と「バタフライ」は
    既に持っております、ということで…(いや、どれでもうれしいです^^;)

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    1. 紹介記事、拝見させていただきました。
      ロッチの歌には結構思い入れがあったので、ここまで丁寧に読んでもらえて嬉しいです。
      そんな湯呑さんにブラックゼウスが当たるように、何らかの力を行使します。

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  26. ニキタ・フユ2013年7月29日 19:22

    こんばんは。
    一周年おめでとうございます。

    これからも素敵な記事楽しみにしています。

    旅客機が通過していく前屈に苦戦しているひとの頭上を

    困って顔の中心に何かがぎゅっと固まったとき、
    飛行機の音を聞いた気がしました。
    会社の窓から空を見るときだいたい晴れてます。

    もし間に合うならそして私に運が残ってたら、
    「もういちど」が欲しい……です。

    ああ、でもこちらに一周年お祝いコメントさせていただけたのが、
    幸運でした。

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    1. 大丈夫です。たぶん運は残っていそうな気がします。
      晴れた空を眺めながらお待ちくださいませ。
      コメントいただけて、僕も幸運でした。ありがとうございます。

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  27. 岡野さん、こんばんは。
    飯田和馬です。
    遅ればせながら、第二ファスナー一周年おめでとうございます。

    もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい

    この岡野さんの歌によく助けられています。
    深刻になる前に生きなくちゃなと思える歌です。
    がんばれとか、応援してるとか、一人じゃないよ、とか、そんな耳障りが良すぎて気持ち悪いメッセージは世の中に溢れていますが
    そういうものとは一線を画す父性というか、自立を促すような威厳をもった歌だと思います。

    岡野さんのシャープなコメントを見にまた♭立ち寄りますね。

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    1. 和馬さん、ありがとうございます。
      匿名のままコメントしてもらっても、最後の1行で誰だか分かっていたと思います。
      いつか青葉市子さんに短歌を読んでもらえる日がくるまで、切磋和馬を続けましょう。

      削除
  28. こんにちは、はじめまして。今回、岡野さんの歌をたくさん見なおしました。ダ・ヴィンチの『短歌ください』に選ばれた歌は知ってたけど、 それ以外の歌もすごく良かったぁ。

    ぼくの背のほうへ電車は傾いて向かいの窓が空だけになる

    これ!!! コレですっっ!!!

    一人称がひらがなの『ぼく』だからなのか、小学生くらいの少年が初めてのひとり旅に出ている、夏。が、浮かびました。 私自身が少年になったような眩しい錯 覚。 下の句、最高です。まるで空を走ってる電車に乗っているかのような心地よい浮遊感を覚えます。 空は真っ青、ではなく、水色かな。 冒険に出たくなります。

    プレゼントは、もし可能であれば「バタフライみたいな溺れ方」を希望します。よろしくお願いいたします。

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    1. はじめまして。水色の空、いいですね。
      現実では冒険よりも逃避行に出たくなることが多いですが、
      歌のなかぐらいは、のびやかな冒険心を育んでいきたいと思います。
      これからも第2ファスナー共々、どうぞよろしくお願いします。

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