2014年3月24日月曜日

紅白短歌カレンダー(4月)

4月のカレンダーには、リオさんの短歌を使わせていただきました。
リオさん、ありがとうございました。

イラストは安福望さんの手描きです。
安福さん、いつもありがとうございます。



2014年3月7日金曜日

今日引用された歌

ともだちはみんな雑巾ぼくだけが父の肌着で窓を拭いてる
文芸誌「群像」2014年4月号 穂村弘さんの連載【現代短歌ノート 49 /想像では書けない歌】

まさか連続で載るとは思わなかった。(先月果物ナイフの歌
自分にとって大切な一首なので嬉しい。
僕以外の方の短歌もそれぞれ「想像では書けない」ものばかりで面白いので、
書店に寄られた際はぜひ読んでみてください。

この歌は以前、石川美南さんに日々のクオリアの一首鑑賞でも取り上げてもらった。

活字になった歌

コンコース深くに冬の夕光が ほら、きらきらの埃を連れて
日経歌壇(2月9日) 穂村 弘 選
この歌について、嶋田さくらこさんがTwitterでコメントしてくださっていた。
雑踏の中で「埃」だけが舞う世界。まるで誰もいないように。やわらかい光の色が広がる、音のない世界。「冬の夕光」という言葉の美しさに魅かれる。
さくらこさん、ありがとうございます。
嶋田さくらこさんのブログ「さくらんぼの歌」 歌集「やさしいぴあの」



満席の回転寿司は養鶏場みたいでふるえつづけるプリン
日経歌壇(3月2日) 穂村 弘 選
 (穂村さんの評)「回転寿司」の「プリン」のジャンク感。その成分の卵も「鶏」に繋がった。

新人賞に応募するためのストックを増やすのに必死で、投稿が全然できていない。
そんなケチくさい考えは良くないような気がする。 とにかく量を作ろう。