枕詞

枕詞の新しい使い方を見つけたいなと思っていて、枕詞を使った短歌を１年にひとつは作るように決めている。
上手くできた気がしているのは次の３首。

　あかねさすＩＫＥＡへゆこうふたりして家具を棺のように運ぼう

　あまびこの自動音声に導かれしんと澄みゆく生前予約

　ひさかたのレイ・ハラカミの音色を選んで傘に跳ねるあまつぶ

３首目の掛かり方は誰にも気づかれず、自分でネタバラシするのも野暮かなと思っていたところ、
ユザーンが気づいてくれて驚いたし嬉しかった。

レイを「ray」と掛けて「ひさかたの」を枕詞にしてるのかな…。なんて素敵な短歌だ。 RT @silentsigh1412: ひさかたのレイ・ハラカミの音色を選んで傘に跳ねるあまつぶ ／岡野大嗣 （音色：おんしょく）#tanka pic.twitter.com/AJhBzkGmhQ

— U-zhaan(ユザーン) (@u_zhaan) 2016年7月27日