2012年7月23日月曜日

歌会たかまがはら 『花・植物』

微速度で撮った発芽の動画にも神は映っていませんでした
(放送内、天細女聖さんと飯田和馬さん 選)

たんぽぽ?と話しかければ暗やみに咲くその花に黄色が灯る

世の中の数多の花は僕に名を知られぬままに咲き枯れていく
(放送外、飯田和馬さん 選 2首)

いくつもの死の瞬間に立ち会って花瓶の底は清らかである
(放送外、天細女聖さん 選 1首)

小学生の頃、
初めて発芽シーンの映像を
観たときのことをよく覚えている。


確かアサガオだったその発芽の様子は、
カーテンを閉め切った視聴覚室の暗やみに浮かぶ
大きなスクリーンに映し出され、
それがナレーションのニュートラルな声と相まって、
なんだかとても神秘的な映像に思えた。

放送外選の2首目「世の中の~」は、
ゲストの飯田和馬さんが詠まれた

ほとんどの花は私に知られずに咲いているからこの薔薇がいい

と視点が似ていて嬉しかった。
エキチカヘブンで1日一緒に居たから似たのかもしれない。

「咲き枯れていく」と「この薔薇がいい」という結句の違いに、
和馬さんと僕の歌の性格の違いが表れていると感じた。

「歌会たかまがはら」ブログ
http://blog.goo.ne.jp/utakai_takamagahara

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